PayPay(ペイペイ)がサービス開始1周年を記念して開催した2019年10月5日(土)のキャンペーンでトラブルが発生しました。

10月5日当日はキャンペーン目当てで各店舗のレジへ客が殺到。

PayPayのシステムエラーによりPayPayでの決済ができなくなったため、現場は大混乱したようです。

この記事では当日の状況と、通信障害の原因、ツイッターでの声を取り上げて行きます。




【10/5 】PayPayキャンペーン当日の状況

PayPay1周年記念キャンペーンとして行われたのは2つ。

  1. 『PayPay感謝デー』
  2. 『感謝デー限定PayPayチャンス』

『PayPay感謝デー』では最大20%還元(1000円/回、5000円/日)、『感謝デー限定PayPayチャンス』では50回に1回の確率で全額キャッシュバック(10万円まで)の特典がありました。

キャンペーン当日のトラブルは早朝から始まっていました。

PayPay公式HPのお知らせ

PayPay公式HP「お知らせ」より

当日の早朝0:11〜0:27までキャンペーンで付与されるPayPayボーナスの付与額が正しく表示されていなかったようです。

いきなりつまずいてますね。

トラブルはさらに続きます。

PayPay公式HPの「お知らせ」より

PayPay公式HP「お知らせ」より

PayPayでは店側のQRコードをユーザーが読み取って支払い金額を入力することがあります(ユーザースキャン)。

通常は支払い金額を入力した後にスマホに表示された「支払う」というアイコンをタップすることで決済完了となりますが、キャンペーン当日にはタップ後に待機画面が表示されていたようです。

PayPay公式HPの「お知らせ」より

PayPay公式HPの「お知らせ」より

待機画面表示された場合、決済は完了しないためレジでしばらく待つことになりレジ渋滞の原因となりました。

さらにトラブルは続きます。

PayPay公式HPの「お知らせ」より

PayPay公式HP「お知らせ」より

PayPay残高の反映や表示、PayPay残高を送る·受け取る機能についても遅延が確認されました。

トラブルの締めとしてチャージ機能に不具合が発生します。

PayPay公式HPの「お知らせ」より

PayPay公式HP「お知らせ」より

全てのクレジットカードでの決済とYahoo!JAPANカードからのチャージが一時的に停止されてしまいました。

『PayPay感謝デー』や『感謝デー限定PayPayチャンス』ではYahoo!JAPANカード以外のクレジットカードを利用した決済は対象外となりますので、キャンペーン目的の方はYahoo!JAPANカードをPayPayに紐付けて利用するはずです。

しかし、全てのクレジットカード支払いが停止されてしまうと手も足も出ません。

またPayPay残高での決済もキャンペーン対象となりますが、PayPay残高へチャージできるクレジットカードはYahoo!JAPANカードのみ。

PayPay残高が不足している場合、Yahoo!JAPANカードからのチャージ自体が停止されていると支払いができません。

PayPay残高と他の支払い方法との併用はできないためPayPay残高が不足しているとチャージするしか道はないわけですが、Yahoo!JAPANカードからのチャージができなくなっているためセブン銀行ATMや銀行口座からチャージするしかないわけです。

近くにセブン銀行ATMがあれば現金をチャージできるわけですが、かなり煩わしい作業です。

現金が必要になる時点でキャッシュレス決済のメリットは消えていますよね。

ここで緊急メンテナンスに入るPayPay。

ちなみにメンテナンスは10月5日 18:00〜10月6日 8:15まで行われました。 

『PayPay感謝デー』や『感謝デー限定PayPayチャンス』は10月5日限定のキャンペーンです。

メンテナンスは10月5日の18:00という週末のゴールデンタイムから12時間近く行われたため、あっけなくキャンペーン終了となりました。

【10/5】PayPayキャンペーンにおける通信障害の原因は?

通信障害の原因として考えられるのものは4つあります。

  1. 「キャッシュレス·消費者還元事業」開始による利用者増加
  2. 1日限定のキャンペーンで利用者殺到
  3. 同時開催されたユニクロキャンペーンでの利用者殺到
  4. 複数のキャンペーンが重なった最初の週末

1.「キャッシュレス·消費者還元事業」開始による利用者増加

2019年10月1日から始まったのが「キャッシュレス·消費者還元事業」。

「キャッシュレス·消費者還元事業」は増税対策の一環として政府が導入した事業です。

10月が近くにつれ各メディアなどで取り上げられることも多かった「キャッシュレス·消費者還元事業」の影響で、PayPayの利用者自体が増加しているのは間違いないでしょう。

2. 1日限定のキャンペーンで利用者殺到

10月5日に開催されたPayPayのキャンペーンは久しぶりに大型還元が期待できるものとなっていました。

『PayPay感謝デー』では20%還元、『感謝デー限定PayPayチャンス』では50回に1回(2%)という確率ではあるものの10万円までが全額キャッシュバックされるというものでした。

思い返せばPayPayがサービス開始に打って出た「100億円あげちゃうキャンペーン」では全額キャッシュバック目当てに家電量販店に客が殺到。

レジが大混乱したことはまだ鮮烈なイメージとしてのこっています。

今回も全額キャッシュバックということで、ここぞとばかりにPayPay加盟店へ出向いた方も多かったことでしょう。

さらにはキャンペーンが「1日限定」ということでPayPayのライトユーザーも10月5日に殺到してしまったのはのは言うまでもありません。

3. 同時開催されたユニクロキャンペーンでの利用者殺到

PayPayは2019年10月4日からユニクロでヒートテックが1枚無料になるキャンペーンを開催しています。

キャンペーン対象店舗は限られてはいるものの、大人気商品であるユニクロのヒートテックが無料と言うことになればこれを機にPayPayを利用しようと考える方がいても不思議ではありません。

4. 複数のキャンペーンが重なった最初の週末

「キャッシュレス·消費者還元事業」、「1日限定キャンペーン」、「ユニクロでのキャンペーン」の3つが重なり、なおかつ初めての土曜日が2019年10月5日でした。

魅力的な3つのキャンペーン(「キャッシュレス·消費者還元事業」を国策のキャンペーンととらえるなら)が初めて重なれば利用者が爆発的に増加するのは当然のこと。

通常の通信状態で運行できると考える方が難しいですよね。

10月5日のPayPayキャンペーンに対するtwitterでの声

最後に10月5日のPayPayキャンペーンで通信障害の被害に会われた方のツイートを紹介します。

https://twitter.com/bvwwRv6wxi40piB/status/1180421410298064896

当然ですが、厳しい声がほとんどです。

大々的にキャンペーンを宣伝しおいていざ使おうとレジに並んだら使えないわけですから誰だって怒りますよね。

今回の不具合に対しては「怖い」「腹がたつ」「現金の方がいい」と言うような声もあり、大々的なキャンペーンが逆に消費者をキャッシュレス決済から遠ざける結果となってしまったようです。

中には「お詫びキャンペーンまだ?」という前向き(?)な考えをする方もいました。

限定キャンペーンで使えない時間が多かったわけですから、再度のキャンペーン開催を期待するのは当然かもしれません。

今後のPayPayに期待

今回のトラブルの原因として「一気に利用者が増加した」という点があります。

PayPayが10月5日に限り爆発的にユーザーが増加するのを見越していなかったとは到底思えませんが、対応しきれていないのは確かです。

過去に遡ればクレジットカードを不正に利用されるという事例もあったことから(PayPayが悪いわけではありませんが、、、)セキュリティ対策には力を入れているはずのPayPay。

今回の通信障害を重く受け止め、自社システムやトラブル対処の強化にも力を入れて欲しいところです。

できればお詫びキャンペーンにも期待したいですね。

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