郵便局がキャッシュレス決済に対応します。

郵便局のキャッシュレス決済対応について

2020年2月から全国の主要郵便局65局にキャッシュレス決済導入後、約8500局にも対応します。

郵便局に導入される決済方法にはPayPay(ペイペイ)も含まれています。

郵便局でキャッシュレス決済を利用できるものの中には切手やハガキも含まれています。

切手やハガキはコンビニでも販売されていますが、PayPayを含むコード決済を利用した場合は購入することはできませんでした。

今回の対応で郵便局でPayPayを使って切手やハガキを購入できるようになるわけですが、PayPayボーナスの還元対象となるかは公式には発表されていません。

しかし切手やハガキの購入手段としてPayPayが利用できる場合は、PayPayボーナスの還元対象となる可能性は非常に高いと言えます。


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PayPayで切手やハガキなどが購入できなかった理由

そもそも切手やはがきは換金性が高い商品であるため、コンビニなどであってもクレジットカードなどでは購入することができません。*現金では購入できます。

切手やハガキ意外にも、プリペイドカードやiTunesCardやGooglePlayカード、アマゾンギフト券といったものも現金以外では購入することはできません。

PayPayの場合、PayPayが出しているPayPay加盟店ガイドラインに以下のような文章があります。

販売商品について
1.以下商品の販売は禁止しております(ただしPayPay により認められた場合を除く)。
(ア)公序良俗に反するもの、または公序良俗に反するおそれのあるもの
(イ)非合法商品全般
(ウ)ギャンブル全般
(エ)切手
(オ)その他、PayPay が不適切と判断した商品

PayPay加盟店用ガイドラインより

切手やハガキ、プリペイドカードなどは上記項目の(エ),(オ)に該当するためPayPayでの販売ができないわけですね。

2020年2月以降は郵便局の対応で切手(印紙は除く),はがきをPayPayを使って購入することができるようになるので、PayPayの加盟店用ガイドラインから(エ)切手の項目は削除されることが考えられます。

切手、ハガキがPayPayの販売対象となることでPayPayボーナスの還元対象となる?

PayPayで切手、ハガキが購入できるようになればPayPayボーナス1.5%還元の対象となるでしょう。

PayPayは決済対象は全て還元対象としています。(不正利用等で還元されない場合を除く)

*PayPayカスタマーセンターへ問い合わせしたところ「決済対象は基本的に全て還元対象である」という回答をいただきました。ただし、郵便局の対応についてはまだ先のことなので変更もありえるとのことです。

PayPayと言えば還元率の高い大規模なキャンペーンを頻繁に開催しています。

大型キャンペーンの際には換金性の高い切手などはキャンペーン対象外という形で対処することも予想されます。

コンビニでもPayPayを使って切手やハガキが購入できる?

郵便局のキャッシュレス決済対応を受けてコンビニでの切手、ハガキの取り扱いが変更となるかもしれません。

上記に記載したPayPay加盟店用ガイドラインが変更となれば、コンビニでも切手,ハガキの代金をPayPayを使って購入できるようになるからです。

「郵便局で買える商品をコンビニで買えない」ということになると非常にややこしいですし、消費者にユーザー視点に欠けた対応という印象を与えかねません。

わかりやすく「PayPayで切手やハガキは購入できる」という統一感をだしてほしいところです。

PayPay決済が還元対象となってもクレジットカードでの決済は還元対象外?

PayPayではPayPayボーナスの還元対象となる決済方法としてPayPay残高決済、Yahoo!JAPANカードを用意しています。

PayPay残高は銀行口座からのチャージやYahoo!JAPANカードでのチャージに対応しています。

銀行口座からチャージされたPayPay残高はユーザーが所持しているお金を使ったものとなります。

ところがYahoo!JAPANカードからのチャージの場合、クレジットカードからのチャージとなるため実際にユーザーが所持しているお金からチャージされた形とはなりません。

クレジットカードは基本的には、ユーザーの信用情報を元にクレジットカード会社が一時的にユーザーにお金を貸し出すことで決済を可能としています。

つまりYahoo!JAPANカードからチャージしたPayPay残高で切手を購入した場合、直接クレジットカードで切手を購入することと変わりがないわけです。

またPayPayはPayPayボーナスの還元対象外とはなりますが、Yahoo!JAPANカード以外でのクレジットカード決済にも対応しています。

日本国内において”切手やはがきは換金性が高い商品であるため、コンビニなどであってもクレジットカードなどでは購入することができません”が、PayPayを利用すると実質的にクレジットカードを利用して購入できることになり矛盾が生じます。

この状況を踏まえてもなおPayPayがYahoo!JAPANカードを含むクレジットカードを利用した決済において切手、ハガキの購入を認めるとなると「PayPayで切手、ハガキは購入はできるけど還元対象とはしないよ。」という決断を下すことも考えられます。

「PayPay残高のうちYahoo!JAPANカードからのチャージ分からは切手、ハガキを購入できない」というやり方も考えられますが、システムのためのコストなどを考えると実現は難しいでしょう。

PayPayが「決済対象=還元対象」というスタンスを貫くのか、「換金性の高い商品に対しては還元対象外」という決断をするのかに注目です。

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