2020年2月18日、ヤフーは新サービス『PayPayダッシュ』を準備中であることを発表しました。
『PayPayダッシュ』の詳細までは発表されていないものの、『PayPayダッシュ』の公式サイトからは即時配達サービス「UberEats(ウーバーイーツ)」に似たサービスとなることがわかります。
『PayPayダッシュ』はまずは福岡県の天神エリアで実証実験を開始。
サービスの広告として「欲しい商品を即時でお届け」というメッセージを提供している『PayPayダッシュ』は食品以外の配達サービスも手掛ける可能性が高く今後の展開に注目が集まります。
目次
新サービス「PayPayダッシュ」について
『PayPayダッシュ』が本格的に始動するのは福岡での実証実験後となります。
求人サイトでは2020年3月2日以降の勤務で人員募集がかかってることから、『PayPayダッシュ』のサービスが一般展開されるのは早くても2020年度中となりそうです。
『PayPayダッシュ』のサービス内容は【ユーザーからの注文にあわせて商品をピックアップして配達する仕事】。
配送方法は自転車で行われます。
自転車、配達バッグ、ユニフォームは貸与されるとのこと。
(*即時配達サービス「UberEats」ではユニフォームは貸与されませんが、希望があれば自転車をレンタルすることができます。)
『PayPayダッシュ』では基本的に業務で利用するもの貸与でまかなえそうですね。
『PayPayダッシュ』の支払い方法
『PayPayダッシュ』ではPayPay(ペイペイ)での支払いがメインとなることは間違いないでしょう。
現金、クレジットカード、PayPayを基本軸にした支払い方法が予想されます。
「UberEats」ではコード決済においてはLINEPay(ラインペイ)のみが利用可能*2020年2月現在
PayPayを利用した即時配達サービスは『PayPayダッシュ』が初となりそうです。
PayPay「スーパーアプリ」の一環『ミニアプリ』での利用が可能か?
PayPayの取り組みとして【スーパーアプリ】というものがあります。
【スーパーアプリ】とはPayPayを通して様々なサービスを提供しより生活を豊かにする取り組み全般を指します。
【スーパーアプリ】の一環として位置付けられるのがPayPay「ミニアプリ」。
PayPay「ミニアプリ」とは、簡単に言うと連携したサービスをPayPayアプリ内で利用できるサービスです。
PayPayの名を冠する『PayPayダッシュ』はおそらくPayPay「ミニアプリ」として機能するサービスとなりそうです。
タクシー配車サービス「DiDi」は、すでにPayPay「ミニアプリ」として展開中。
従来であれば「DiDi」アプリをインストールしてアプリ内で会員登録や決済方法を登録する必要がありますが、「DiDi」がミニアプリに対応することでPayPayユーザーはアプリ内で「DiDi」と連携するだけで「DiDi」を利用することができるわけです。
ミニアプリであれば煩わしい登録などの手間が省かれることになりますので。各サービスをスムーズに利用することができます。