新型コロナウィルスの影響拡大に伴い経済活動が縮小。
芸能人においても例外ではありません。
各種イベントなどは軒並み中止されており収入がゼロになるタレントも。
そんな中スマホ決済サービスであるPayPayの「送金機能」を利用した営業活動が話題になっています。
営業活動で利用されるのがPayPayの『QRコード』。
タレントがSNSなどにアップした『QRコード』をユーザーが読み取りPayPay残高を送金。
送金を確認したタレントは自分の写真や動画などのデータをユーザーに受け渡します。
タレントにはPayPay残高、ユーザーにはタレントの作品が届くわけです。
この方法であれば外出する必要もないためコロナウィルス感染のリスクはゼロ。
タレントは収入を確保でき、ユーザーはタレントへ’投げ銭’的な支援を行うことができます。
PayPayの送金機能を利用した販売活動のメリット
PayPayの送金機能を使えば間接的な販売活動が可能になります。
最大のメリットは「手数料」。
通常オンラインで作品を販売する際には通販サービス会社に手数料を支払う必要がありますが、PayPayの送金は【無料】で行えるためタレントは手数料の支払いなしに作品を販売することができます。
2つ目のメリットは個人情報を隠したままPayPay残高を受け取ることができる点です。
PayPayで送金する場合、「QRコード」「URLリンク」「携帯番号、またはPayPay ID」のいづれかを発行する必要があります。
このうち「QRコード」「URLリンク」であれば個人情報を特定されることはありません。
特にタレントの場合、インターネット上で個人情報が漏れてしまうことにはかなりのリスクがあります。
「QRコード」を発行するだけでPayPay残高を受け取ることができるのは大きなメリットといえます。
また「QRコード」を自分のSNSアカウントに貼り付けておけば、SNSに登録している可能性が高いファンはすぐにタレントを金銭的に応援することもできるというメリットもあります。
PayPayで送金できるのは「PayPayマネー」と「PayPayマネーライト」のみ
PayPayで決済に利用できる「PayPay残高」。
「PayPay残高」には「PayPayマネー」「PayPayマネーライト」「PayPayボーナス」「PayPayボーナスライト」の4種類があります。
このうち送金することができるのは「PayPayマネー」と「PayPayマネーライト」の2種類のみ。
PayPayのキャンペーン特典として付与される「PayPayボーナス」と「PayPayボーナスライト」は送金することができません。
- 「PayPayマネー」は銀行口座·ヤフオク!·PayPayフリマの売上金、現金でチャージしたもの。
- 「PayPayマネーライト」はYahoo!JAPANカード·ソフトバンク/ワイモバイルまとめて支払いでチャージしたもの。
なおPayPayは「資金移動業」に登録しているので出金することもできます。
ただし出金することができるのは「PayPayマネー」のみとなっています。